ゆるふわOLのなり損ない

ハード面に恵まれていないふわふわOLの黒歴史

思い通りの人生なんて歩めたこと一度もなかった。

掲げた目標を取り下げるだけの人生だった。

 

中学生の時は、自由な校風の学校でおしゃれと勉強を両立するような高校生になるのが目標であった。

そもそもの私の人生の目標が、小学生の時に歯医者の待合室で読んだ雑誌『JJ』の中の当時の人気コーナー『JJ bis』にのっているような、大学付属にいるキラキラ女子高生になることであったのだ。

 

キラキラするには、勉強を頑張らなくてはならぬ。

 

しかし、勉強の末入った学校は、地元で有名な進学校で、鉄格子の宿舎で勉強合宿を行うような刑務所であった。

(そこでたくさんの個性派の友人とであい、かなり楽しく過ごすことができた。)

 

高校でもかなり勉強を頑張ったと思う。しかし現役では入れたのは、どうしようもない女子大学で、浪人するかどうか迷ったが、二度目の失敗からもう立ち上がれずそこに進学することにした。

女子大学は大体が割りと裕福で、関東の実家住み、大事に育てられた子女が通っており、価値観があったので多様性はないものの、誰と話しても違和感なく過ごすという貴重な四年間をすごすことができた。

 

意識高い系大学生であったので、違った大学の子と交流することも多くあり毎度のこと

コンプレックスを刺激され涙を流したのであった。

 

そんな私の目標が「大手企業の一般職」であった。

私の人生のロールモデルの親せきは『日本で有数の企業の一般職お局』である。

ある程度仕事のハードさと給与を相関関係があると思う。

そんな中、『一般職』という生き方はかなりコスパの良い生き方のように思えたのだ。

大手企業に下駄をはかせてもらい、きらきらOLになることによって、自分の人生の失敗をチャラにしてしまいたいと思ったのだ。

 

もちろんタイトル通り思い通りの進路が歩めなかった。

ただ、働き方としては今はホワイトで給与に考えるとかなりコスパの良い

思った通りの働き方ができていると思う。

 

しかし、私は気づいてしまったのだ。

常に「楽」で「コスパの良い」生き方を模索する人生の中で

私は割と泥くさく泥臭く努力することが好きであるということを。

 

生まれてこの方、結果がでたことがなかった努力に対し、

適切にフィードバックをくれ励まし、成果を得ることができた。

よい先輩、上司に恵まれたと思う。

 

そんな上司とも外れ、今はゆるふわOLに甘んじている。

 

今こそ、自分の人生の目標をまき直し、新たな目標を作っていく時期なんだろう。

いつでもカーナビの行先は変えることができる。

働き方は生き方なのだ。

 

9:00-18:00を改革していきたい。

 

 

#「迷い」と「決断」

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