パパと同い年の同僚と働いています。
今週のお題「おとうさん」
パパへ
新卒で就職して、三年目となりました。
24年間あなたの背中をみて育ちました。
私が子供の時から、あなたは私をいろんなところへ連れて行きましたね。
赤ちゃんの時から、積極的に私の世話をしていたというあなたは
イクメンの走りだったのかもしれません。
中学生の時の塾の送り迎えや、休日二人で街歩きをして、私はあなたに今日あったことや苦しかったこと、楽しかったことを何でも話し、あなたは、母には話さない仕事の苦しみを、私に話してくれました。
私はあなたの話を聞くたびに、能天気で、浅はかな母(マイペースでポジティブともいえるかもしれないけど)に嫌気がさし、『自分は結婚しても仕事を続け、旦那に経済的におんぶで抱っこ状態にならないようにしよう』と心に誓っていたことを覚えています。
昨今、カネカが育休を理由としたパタハラ(ともとれる人事)で話題になっていますね。
あなたは何となく察しているかもしれませんが、最近自分にとってスペシャルな人ができました。その人は、めちゃくちゃ転勤族であり、もう次の内示も決まっています。
私は自分の意志を自分で尊重して、生きていきたいと考えています。
人のせいでなにかをあきらめた時、何か問題が起こった際、その人のせいにしてしまうのではないかと思うからです。
正直仕事はつらいです。もうやめたいなと思うことも毎日です。
でも、パートナーにも、無職の奥さんがいるから転職できない・仕事がやめられない
とあなたのように思ってほしくないし、仕事が辛いのは、自分の仕事の回し方が問題であり、職場は問題でないと思っています。
毎日、あなたと同い年の同僚と仕事をしています。
やさしくて、よい人ですが本当に仕事ができなくてうんざりしています。
きっと、同僚も仕事をやめたいでしょう。
あなたの姿と重なります。
あなたもまた、仕事ができる人ではないんだろうと思います。
私は仕事ができる人になりたいのです。
仕事が好きで、要領がよく、あなたとは全く違う人になりたいのです。
反面教師にするには、私はあなたに似すぎていますが、
あなたと同じ年までには、仕事が好きといえるようになりたいと思います。