婚活戦記① 銀座 オリエンタルラウンジ
22歳の私の行動は早かった。
10歳年上の職場の姉さんの助言を期に、その時の安定しない自営業彼氏を捨てることを決めて、すぐに出会いの場へ向かうこととした。
将来を考えられない人に割けるほど、時間はないことに気付いたのである。
出会いの場といっても、どこへ向かえばいいのだろうか・・・・
自慢でないが、私は友達が少ない。
そして類友ゆえ、少ない友人はみなオタクである。
オタクは彼氏が二次元にいることが多いので、そもそも同じ次元で男の子を探したりしない。
故に友達から男の子を紹介してもらったり、合コンをセッティングしてもらうことは難しいと考えた。
それ以前にオタクコミュニティの住人からは
【押しを愛するために生まれたわれらが、現実世界の男を相手にするなんて浅ましい】
とでもいうかのような雰囲気を感じており、そんな彼女たちに、私生活の現実の男の子について相談するなんてハードルが高すぎた。
そこで、友達がいなくても出会える場へ向かった。
そう
相席屋【あいせきや】
である。
しかし、通常の相席屋さんは友人と来なくてはいけない。
そこで相席ラウンジの出番である。
ここは本当にすごい・・・
お金をかけずに適度なクオリティのめしが食えるし
店内がおしゃれだ。
★メニュー・・・・当時女子は2品タダであった
で、出会いがあったかって??
2時間いて、男性が一人しか相席なかったで★
しかも、素人キャバクラだと考えているようで
とても真剣な出会いの場とも思えなかった。
ここはもう来ないなっておもった一日でした★