母、齢53の気づき
先週、会社のリフレッシュ休暇を使い、母と二人で初めての韓国旅行に行ってまいりました。
皆さまは韓国へ旅行となるとどのような観光を思い浮かべますか??
韓流ドラマ
エステ
カンジャンケジャン
骨気
etc.
美容と美食の国へ2日間、様々な検討の結果、
今回の旅の目的は上のテーマにすこしもかすっていない
「パチもん」を主として企画しました。
さて、一口にパチものといっても、様々あり
いかにもパチものや、そもそもロゴはついているけどこんな商品公式になくね??ってもの、本物と見まがうクオリティのものといろいろございます。
町中の屋台で売っているのは、いかにもパチもの。
見るに堪えないクオリティ・・・
高級パチもの専門店では、別室に通され、お茶をだされ、
うまい接客トークで歓迎される。
そして、週7で伊勢丹、高島屋に通っている私ですら見分けがつかない
びっくりクオリティのものが出てくる出てくる。
私は15,000円ほどお買い上げ、母は40,000円ほど購入したのでありました。
私自身は納得して買ったけれども、母はゴリゴリの接客トークに負けて
購入したものもあったことがよくわかってしまった。
(値切り倒しの達人の私としては、あの程度のトークはそよ風である。)
母自身納得しておらず、なぜいつもならとても勝気で、はきはきとしていて図々しい彼女が、(私は母のパワハラに腹が立って昨年、家を出たのだった)どうして断ることができなかったのかわからず混乱しているようであった。
ホテルに帰った後母が言った。「わかった、私は人を不快なおもいにさせるのが嫌なんだ」
もう二度と会うことがないかもしれないパチものやのおばちゃんを不快にさせることを恐れ、4万円の買い物をし、子供たちには無意識のパワハラを行い不快にさせている。
私たち彼女の子供は、もっとパワハラにたいして不快さをあらわにし、
彼女に気付かせてやらなくてはいけないのかもしれない。
また母自身も同調圧力の中で自分を見失わない指針を持って生きる必要あるのではないだろうか